動物病院HOME < 院長のコラム < 年始のささやかな決意
年が明けて少したちましたが、改めまして新年のご挨拶をさせて頂きます。
あけましておめでとうございます。
2017年が皆様にとって、動物達にとって、素晴らしいものになりますように。そうなるためのお手伝いが出来ますように、願っております。
さて、節分までは旧年のものとされているそうなので、今年が後厄でもある私は、厄払いに行かねばなりません。
女性の厄年がこの辺りに集中しているので、肉体的、精神的な変化が大きいものだとは思っていたのですが、それを実感する年越しになりました。
大晦日にダウンしてしまい、紅白も見ず、年越しカウントダウンもせず、ベッドでひたすら唸っておりました。どうやら気力で持ちこたえていたものが、噴出したようです。
幸いすぐに回復したので、ある意味での寝正月を回避することが出来ましたが、あれ、こんなに体力なかったかなあ、と自分でも情けなくなってしまいました。
考えてみれば運動しなければ!と毎年この時期にコラムにて宣言しているくせに、全く継続できていなかったのが敗因でしょうか。
お腹がすいたらカロリーのあるものでも何かとっておけばいいや!と携帯用栄養食品で済ませたり、すっかり習慣になってしまった、夜の見回りの時間に目が覚めては明け方まで眠れずに、もぞもぞして睡眠が不規則になっているのがまずいのでしょうか。
どうしよう、書いていても心当たりが多すぎて、目眩がしそうです…。
そもそも体重が増加の一途をたどっている辺り、以前に比べ代謝が悪くなっているのだと…。
おそらく何か一つの理由ではなく、複合的な問題なのだとは分かっているので、どれか一つでも改善しようと、取りあえず柔軟運動と腹筋運動を始めました。
夜中に目が覚めてしまうのは、これはもう職業病なので諦めて、目が覚めてしまった時に自転車マシーンをお古で入手したので、それを一時間ほどこぐことにしました。
初めて分かったのですが、なんでこんなに筋肉と体力が減ってしまったんでしょうか…。
柔軟すれば、腱や筋がギシギシきしみ、床に手を着くのもいっぱいいっぱい。腹筋すれば二、三回でお腹の脂肪がブルブル震え、自転車をこげば20分でばてる。
いったい、いつからこんなに弱ってしまったの?自分の体ながらショックを隠せませんが、継続は力なり。頑張って続けています。
またこれも変化なのでしょうが、昔は二週間ほどで効果を実感していたのですが、全くそれがないのです。それでもここでやめては元も子もない!と諦めずに継続中です。
はたして効果を実感するのはいつの日か…。それでも三日坊主にならずに頑張ることが出来ているので、つぎのコラムでも頑張っていますの報告が出来るように、努力したいと思います。
また、体力の増強に努めるとともに、若くないことを自覚して、自分の現状を把握してきちんと休息を取る、ということも考えて行かねばならないなと思いました。
自分が倒れると家族だけでなく、闘病中の動物達にも、飼い主様にも迷惑がかかるのは自明の理です。多少無理しても平気!という奢りを捨て、きちんと体調管理をして行きたいと思います。
気持ちだけはいつまでも若いつもりでも、メンテナンスをして行かなければならない、病気になる前に。
これはシニア期に入った動物たちもおなじことです。
見た目は全然年を感じなくても、じつは甲状腺ホルモンが少なくなっていたり、心臓が疲れていたり、口内炎がひどくなったりはやはりあるものです。
治療の必要な病気としてとらえざるを得なくなる前に、その前の健康管理として前駆症状を見つけて行けたらいいなと思っています。
そんな訳で年の取り方を考える一年になりそうですが、本年もジャンボどうぶつ病院をどうぞよろしくお願いいたします。
2017-01-16
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