院長のコラム

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大好きなベル姉さん
大好きなベル姉さん

こんにちは

ガヴリエルです。10ヶ月になりました。

体重計にのったら29キロあって、院長は抱っこするのに気合が必要だといっていました。

だんだん暑くなってきて、お散歩に行くのが大変になってきました。

私は肺がちょっと普通と違うので、とても涼しい時にしかお散歩に行けず、すこし悲しいです。

でも涼しいお家で引っ張りっこ遊びをするのがとても好きなので、それで我慢しています。

院長が心配していたけれど、順調に大きくなれているようです。

1歳目指して頑張ります。

hr

悲しいお知らせをしなくてはいけません。

ずっと小さい頃から面倒を見てくれて、たくさん遊んでくれた優しいベル姉さんが、虹の橋を渡りました。

その日も1日私と一緒にいてくれて、遊んでっていうと、少しだけ構ってくれました。

時々テンションが上がりすぎて、ちょっと怒られたけど、いつもの優しいベル姉さんでした。

ベル姉さんは一昨年の11月に骨肉腫という骨の悪い病気がみつかって、去年1月に前脚を手術してとりました。

私が初めてあったときには三本脚だったけれど、4本ある私よりずっと運動神経が良くて、ジャンプも走るのも階段の上り下りもお散歩もできました。

いっぱい遊んでくれて、2人でよく屋上でおもちゃをとりあったり、投げあったり、おやつを食べたり、たくさんたくさん遊びました。

去年の11月に心臓にも悪いできものができて、何度も命がけの治療を乗り越えて奇跡の回復をしてくれました。

院長の予想より、専門病院で宣告されたよりずっと長く、元気でいてくれました。

少し前に転移がみつかりました。

転移って悪いものが違うところに移動することです。

それでも痛いのなんか見せないで、ご飯を食べて、院長から逃げ回って、じいじとばあばと仲良く楽しく暮らしていました。

いっぱいがんばったから、もういっぱい幸せになったから、十分だよって眠ったんだよ。アリエル姉さんが迎えに来てくれるよ、って院長は言いました。

私はさみしくて、ベル姉さんのそばにずっとくっついて匂いをかいで、ねていました。

ベル姉さんはいつもと同じ、ニコニコした寝顔でねむっていました。

目が覚めないなんて嘘みたい。

でもなんども鼻でつついてよんだけど、やっぱり眠ったままでした。

ありがとうってたくさん伝えて、とっても楽しかったっていいました。

ベル姉さんから教えてもらったから、小さなワンちゃんと遊ぶときは匍匐前進するとか、おもちゃを貸してあげるとか、私はできます。

一人になってとてもさみしい。

院長もじいじもばあばもみんなさみしいです。

でも、いっぱい幸せをくれたベル姉さんだから、お空で四本足で全力で走っていると思います。

アリエル姉さんといっしょに。

hr

大好きなベル姉さん、ありがとう。

病院で会ったみんながきっと、そう思っています。

ずっとずっと大好きです。

アリエル姉さんたちによろしくね。

2025-05-26

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