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充実した休息時間を
充実した休息時間を

つい最近が年が明けたと思ったら、もうゴールデンウイークが始まりました!

うそでしょうか?いや本当です。

驚きすぎて原稿を書きながら自分の文字を疑ってしまいました。一体何を打っているのかしら?四月が終わるなんて信じない。

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さていつまでも現実逃避をしている訳にもいきません。今年がもう三分の一終わってしまったことは事実なのですから。

昨年に引き続き新型コロナウイルスの流行により、世界中が蜂の巣をつついたどころかたたき落とされたような事態の最中にあります。

医療関係者へのワクチン接種が始まりましたが、高齢者やハイリスクな方々への接種はまだまだ、といった状況で、すでに変異型ウイルスが流行の中心に来てしまいました。

現段階で主流な変異箇所が一カ所のイギリス型にはワクチンの有効性が証明されていますが、二カ所の変異が起きているインド型はそれも難しいようです。

それでも、なるべく早急なワクチン接種が何より必要とされている現状は変わりません。

現段階でできる精一杯を行っていく覚悟が必要です。

かつて、黒死病と相対し、狂犬病を封じ込め、エボラ出血熱やマールブルグ出血熱といった再興感染症とも闘ってきた人類は、今回の新型コロナウイルス感染症とも正面から向き合い、取り組んで戦っていく力をもっているはずです。

違うのは、感染経路が飛沫感染であり、不顕性感染者が多かったせいで、やたらフットワークの軽いウイルス感染症となり、世界的な大流行を引き起こしてしまったこと。そして感染者数が莫大なせいで、ウイルス変異が非常に早く起きていること。

感染のしやすさと、症状の軽い人たちが多かったことが、今の現状を招いています。

実際、不顕性感染でなぜ隔離されなきゃならないのかといまだに思っている人がいる一方で、ほんの数日で一気に悪化し死んでしまうケースも後を絶ちません。

各病院関係者の逼迫した悲鳴が連日報道される一方で、閉められた店のそばの路上で飲酒する人々の姿が現れるのを見るたびに何ともいえない気持ちになります。

全国民のワクチン接種が完了するまで、もう一度感染リスクを抑えた行動を心がけましょう。

いまできることは数が少ないのですが、マスクが日常になったように、手洗いうがいの大切さをあらためて知ったように、アルコール消毒や体温の管理が日常に溶け込んだように、いまできることを大切にしましょう。

なにより、きちんと休息を取り、しっかりと食事をとり、無理のない生活を心がけましょう。

気晴らしや楽しみもなくなって、心が疲れてしまうかもしれません。

そんな時はどうぞ温かいお茶を入れて、ココアでもいいですね、心が和らぐ香りのあるものをえらんで、ティータイムはいかがですか?

おいしいお茶菓子のお取り寄せも沢山できるようになりました。

そして好きな本を用意してゆっくり読書をしたらどうでしょうか?

電子書籍でもいいですし、紙の本の手触りを楽しむのもいい。

お話の中では魂ごと我々は旅に出ることができます。

サスペンスでも、ミステリでも、ファンタジーでも実録でも、書物の中は自由です。想像力を奪うことは誰もできないのですから。

書籍として出版されるためには、高いハードルがあります。

書き手だけではなく、作り手の人々からの評価と校正がある上で市場へと出されるものなので、ネット上に自由に書くことができるブログなどではやはりかけられる手間と時間が違います。

このブログも私の尊敬する友人がきちんと文章を吟味してくれていますが、そういった校正とまでいかないけれども、フラットな位置からの自分以外の第三者視点が入ることはとても大切だと思います。意見や気持ちというのは往々にして偏りやすいものなので。

そこを踏まえ、ぜひ本を読んで欲しいなと思います。

絵本でもいいですし、懐かしい児童書でもいいですね。はてしない物語や、モモ、ゲド戦記に指輪物語、ロビンフットにイワンの馬鹿、次郎物語、もちろん王道でハリーポッターシリーズに、バーティミアスシリーズやエラゴンシリーズもたっぷりボリュームがあります。どれもわくわくする冒険と非日常へ連れて行ってくれます。

私は思い切り泣きたいときは、吉本ばななさんのキッチンと江國香織さんのデューク、佐野洋子さんの100万回生きた猫なのですが、みなさんはそういう本がありますか?

何度繰り返し読んでも、毎回心が揺さぶられる、そんな本とこれからの人生も共にありたいなと思います。

2021-04-30

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