桜の開花のニュースを聞きながら、 ようやく訪れた春を感じています。
桜は、日本の春にはかかせないもの。
芽吹きに春の訪れをおしえられ、
咲く花の色を楽しみ、
満開の見事さで心が洗われて、
散るそのときまで、はかなく美しい。
新年度にも新生活にもふさわしい、 背中を押してくれるしなやかな強さを兼ね備えていますね。 ビバ!日本の春!
ジャンボどうぶつ病院も開院から丸6か月がたちました。 うひゃー、もう?という気持ちとえええ!まだそのくらい?という気持ちが半々です。
この6ヶ月間にお会いした飼い主様と動物達に支えられて、 何とかやってこられたのだなぁ、と心の底から思います。 本当に、本当にありがとうございます。
診察という形ですが、お会いできるのは奇跡なのだと思います。
本当にこんな偶然ってあるの?という形で来院される方や、 まるで小説のようなきっかけでいらっしゃる方、 この仕事をしていていつも思うのですが、 一つのご家族それぞれに 何かの縁を感じずにいられません。
やはり、一期一会の奇跡なのだと思います。
春はフィラリアやノミ・ダニの予防など、病気に縁のない元気な子達も動物病院を訪れる季節ですね。
「もらった薬を飲んでくれない」「爪を切っていたら血が出てしまった」 「シニア用の餌をあげているのに最近太ってきたのだけど…」 「予防注射って何月に受けたらいい?」など、ちょくちょく身近なご相談にのらせていただいています。
予防注射のついで、フィラリア予防のお薬のついでなど、 ジャンボどうぶつ病院においでの際は、どんなことでもお気軽にご相談くださいね。
元気いっぱいの子たちとの出会いに思わず笑顔がこぼれる一方、 動物病院という性質上、犬や猫、その他の動物達が病と闘うためにやってきます。
日常にはない異常事態ですから、 飼い主様は辛かったり、苦しかったり、悩んでいたり、不安だったり、 とても自分を追いつめていらっしゃることも多くあります。
悲しい気持ちがすべてを覆い、 何を信じたらよいのか、 何に向かってがんばればいいのか、 がんばり方もわからなくなってしまうことも、 本当によくあることです。
そのなかで、少しでもその心が楽になるように 病と前向きに戦っていける、または付き合っていくことが出来るように サポートをさせていただくことが 私たち動物病院にとってとても大切な仕事だと思います。
治療には、獣医師の立場からこうした方がよい、、 こう考えるほうがいい結果が出る可能性がある、 という基本方針はあります。
しかし、実際にどうしていきたいか、なにができるのか、を一緒に考えることができるように、 常に飼い主様の気持ちに寄り添って、 診療をしていきたいと思っています。
不安なことや、考えは遠慮なさらずにどんな些細なことでも、 お話しになってください。
口に出すことで、重くてつらい気持ちは、少し軽くなるかもしれません。 微力ながらそのお手伝いができれば、 とてもとても、うれしいです。
今日よりも明日、明日よりも、あさって、 よりよい獣医医療と飼い主様と動物たちの支えとなることができるように、 日々精進し、努力していきます。
これからもジャンボどうぶつ病院で、お待ちしています。
2014-03-31
「うちの子の様子がおかしい?」「狂犬病の注射を受けさせたい」「避妊手術はいつすればいいの?」など、お気軽にご相談ください。
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