春の健康診断キャンペーンのお知らせ

一月があっという間に過ぎて、短い二月に入りますね、この分ではすぐに三月になってしまいそうで、時の流れる早さに年々ついていけなくなりそうです。

早春の気配を感じる事がまだできないなあと思っていたら、庭先につぼみをこぼれんばかりに蓄えた沈丁花と椿の木を見つけました。

あ、こんな所に小さな春が！と、通るたびに見守っていると、寒さの中縮こまったつぼみが、少しずつほころび始めて、美しい紅の色をこぼし始めました。

春の香りがただよう日も近いのかもしれません。

今年も二月から春の健康診断キャンペーンを行う事になりました。

健康診断は、一年に一回はしておきたいものです。

これは動物達がその寿命に照らし合わせると、残ながらと私たちより遥かに早く年を取ってしまうからに他なりません。

一年でおおよそ四年分年を取るので、人間が人間ドックで一年に一回健康診断を行う頻度よりもずっと少ない事にはなってしまうのですが、それでもした方がいいにこした事はありません。

口がきけない動物だからこそ、不調の印は見えない所にある場合があります。

普段、食欲や元気がなくなる事も無ければ、血液検査などは行われる事はありません。

若く元気な子だからこそ、今のうちにその健常なデータを積み重ねておくと、将来実際に体調を壊したときの指標として使う事ができます。

また七歳を超えた子達はシニアと言われる老齢期に入っていきます。

それまでが元気 で病気などとは縁がなくても、この時期から様々な問題がおき始める事も多いので、要注意です。

また十を超えれば良く起こるとされる腫瘍の好発年齢になってきます。

体表に発生するものは見つけやすいのですが、それでも人とは異なり被毛におおわれているため見つける事が遅くなる事もあります。

また体内にできるものに関しては、レントゲン撮影、もしくは超音波検査で無ければ見つける事ができない事が多いです。

逆に外貌から内臓にできた腫瘍を見つける事ができるときはかなり進行している場合がほとんどです。

口腔内・鼻腔内にできる場合も発見は遅れるケースが多いので、唾液や鼻汁の変化、また定期的なチェックは必要になります。

今回、外注検査（外の検査機関に検査をお願いすること）ではありますが、 通常よりも血液検査を安価でさせていただくことが出来ることになりました。 ２月からの期間限定なので、希望される方はお早めにご予約ください。

更に詳しく調べたい場合は 以下の検査を追加することもできます。

なお、シニアプラスパックでは基本的に半日預かりでの検査となりますので、ご相談ください。

２月からのキャンペーンとのことで、 お値段はかなり安くできるようにしていただきました。 検査結果は状況によりますが、１から３日かかるそうです。 料金やご予約など、詳しくはスタッフまで、お問い合わせください。

年度が替わり四月に入ると、狂犬病の予防にシーズンになります。

また、フィラリア予防、ノミ、マダニの予防、その子によっては混合ワクチンも春先に集まっている場合がありますので、予防シーズン本番という事になりますね。

一年で最も動物達にとっては忙しい時期になりますので、どのように予防を開始していくか悩まれた場合は、是非ご相談ください。

「混合ワクチンと狂犬病ワクチン、どちらからうった方がいいの？」
「フィラリアのお薬は錠剤以外もありますか？」
「ノミ、マダニの予防はスポットタイプだけではなく、お肉タイプもあると聞きました！」
「レントゲンには何がうつるのでしょうか？」
「いましている のは咳ですか？くしゃみですか？」

どんな質問でも疑問に思って頂く事がとても大切で、そしてこちらからすると嬉しい事です。
どうぞ何でも聞いて頂けたらと思います。