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春の健康診断キャンペーン
春の健康診断キャンペーン

はや1月も過ぎて、2017年はノンストップで進んでいますが、相変わらず気がつくと時が流れているような気がする今日この頃です。

鉢植えの紅梅がたった2日の間に満開になり、あっというまに花びらを散らしてしまいました。

香りを楽しむ暇もなく、情緒を解さない生活が続行中です。

通勤途中にあるよそ様の庭木にある、大好きなコブシの花の蕾は日毎に大きくなっているので、これだけは見逃したくないと思っているのですが。

春の足音にはまだ早いのですが、二月に入れば驚くほど早く三月に入ってしまうと思うので、少々早めに春の健康診断のご連絡をさせて頂きます。

ワンちゃん、猫ちゃん 健康診断プランのご紹介
ワンちゃん、猫ちゃん 健康診断プランのご紹介

コラムでは繰り返し健康診断の重要性をお話ししてきましたが、三月から春の健康診断キャンペーンが始まります。一年の中でこの時期に、血液検査がとてもリーズナブルにできるという期間です。

血液検査の項目は、全血球検査、生化学検査、甲状腺ホルモン検査、糖尿病マーカー検査、炎症マーカー検査、フィラリア検査(犬のみ)が含まれています。

また腎機能のより特化した検査や心臓病マーカーなどを追加する事が出来ます。

こちらの検査は外注検査といって、外の検査機関に検査をお願いするので、結果が出るのに一週間程度かかります。

これ以外に、眼の検査、心臓と腹部の超音波検査、レントゲン検査、心電図検査なども組み合わせる事が出来ます。こちらは半日検査になりますので、午前にお預かりし、午後にお返しできる日にちを決めて行います。

ワンちゃん健康診断

シニアパック
全血球検査、生化学検査17項目+甲状腺ホルモン、糖尿病チェック、炎症マーカー・フィラリアチェック
ジュニア・アダルトパック
全血球検査、生化学検査17項目、フィラリアチェック
シンプルパック
全血球検査、生化学検査17項目

シニアパックはすべてまとめて調べる検査です。 ジュニア・アダルトパックは、若くてまだ甲状腺ホルモンの問題が考えづらい場合にお勧めするものです。 シンプルパックは、フィラリア検査だけは院内で行い、すぐにお薬を処方してほしい、といった方向けです。

猫ちゃん健康診断

シニアパック
全血球検査、生化学検査17項目+甲状腺ホルモン、糖尿病チェック、炎症マーカーチェック
ジュニア・アダルトパック
全血球検査、生化学検査17項目

シニアパックは高齢期の猫ちゃん用、ジュニア・アダルトパックは若い猫ちゃん用です。

更に詳しく調べたい場合は 以下の検査を追加することもできます。

シニアプラスパック
上記のいずれかに加えて レントゲン検査 +超音波検査 +心電図検査

特にシニアの動物達では気になる甲状腺ホルモンや糖尿病マーカーなどがはいっているコースもあるので、この機会に是非利用して頂きたいです。

またわんちゃんでは、通年予防ではなく、フィラリアのお薬を冬の間お休みしていた子達は、フィラリアに感染しているかどうかの血液検査が、予防の開始には必要になるのですが、その検査も含まれているコースもあります。

通年予防をしていて、まだ若い子でしたらシンプルなコースで一通りのチェックが出来ます。

ご希望の方はお電話や直接スタッフにお伝え下さい。

どのコースでやったらいいか分からない場合は、どの検査が必要か相談して、そのこその子にあったライフステージでの検査をおすすめしています。

トリミングやホテルのタイミングでされる方も多いですね。年に一度の人間ドックならぬ、ドッグドックキャットドックとしてご利用頂ければと思います。

うちの子は歯磨きは無理?
うちの子は歯磨きは無理?

最近、人気の歯磨き処置は麻酔などは行わずに歯のケアを行います。お家では嫌がってしまってできない!という子でも不思議と病院ではしっかり磨かせてくれる子も多く、私自身がびっくりしています。病院マジック?

診察台には動物達を落ち着かせる効果があるようです。

歯磨きのケアは毎日の継続が大切なのですが、やってみると意外に目に見えて綺麗になるので、月に一回程度でもやらないよりはやった方が断然良いのだなあ、と再確認しています。

口内炎がひどい子の場合、この処置に加え抗生剤の口腔用の軟膏を塗布してあげると、それだけでも大分口臭が減るので、気になる方はどうぞお気軽にご相談下さい。

皮膚のトラブルのご相談が増えています
皮膚のトラブルのご相談が増えています

現在、皮膚のトラブルのご相談が大変多くなっています。治療が長期化しあれこれ試されてはなかなか改善せず、深く長く悩まれている方がこんなにも多いのだなあと、診察のたびに胸が痛くなります。

皮膚はその子その子で、治療方法が全てオーダーメードになるものです。この子で良かったから、うちの子も良くなるか、といえばそういうものではありません。

何が原因で、それはどういった病気なのか、どうやって付き合っていけばいいのか、という事をしっかり理解していく必要があります。

免疫疾患がベースの皮膚の治療は長くかかります。安定するまでに2、3年かかる事はざらにあります。根気よくこつこつと取り組み、その子の年間を通しての病状にどうやって付き合っていくかを探りながら治療をしていかなければならず、飼い主樣方が悩んでしまうのも道理だなあ、と思います。

けれど、新しい治療法やお薬、フードやケア剤などが毎年のように開発され、多方向からアプローチする事が出来る病気でもあります。

諦めずに取り組んで頂くお手伝いが出来ればと思っています。

2017-01-31

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