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開院一周年を迎えます
開院一周年を迎えます

9月も終わり秋の本番といったところですね。
吹く風が、雲が、夏と違った秋の色を伝えてくれます。

去年の今頃はまだ暑くて、できたばかりの院内で、汗だくでひたすらカルテを作ったり、足りないものを書き出したり、薬品をチェックをしたり、足りない備品を買いに行ったりしていた事を思い出します。

ジャンボどうぶつ病院は、今日でちょうど一年目を迎えます。

hr

開業を決めた時、様々な決意を胸に走り始めましたが、一年はひとつの節目であると思っていました。

動物病院は四季折々で、多くなる病気が変わります。

春先は狂犬病ワクチンを含め、健康診断シーズンでもあり、予防ラッシュ。
夏場は一気に外耳炎や、皮膚病が増えます。最近では尿疾患も増えているので、油断できません。
秋口になると、一旦病気は落ち着きますが、季節の変わり目に、お腹を崩したり消化器疾患が増える傾向もあります。
冬になると言わずと知れた尿石症や膀胱炎が多発します。
また乾燥性の皮膚疾患も多くなるので、今のうちから保湿ケアが必要な場合もあります。

こうして年間単位で通してみても、季節に左右されることは間違いなく、また、これとは関係なく、発生する腫瘍や突発的な病気も多いので、一年中が日々病気と闘う毎日です。

hr

一年間がこれほど早く感じたことはありませんでした。

人間は絶対時間の生き物だそうで、 一歳の赤ちゃんも99歳のお年寄りも、人生の長さは同じように感じるのだそうです。

年を経て年々、時間の感覚は短くなっているように感じます。 小学生の時には、夏休みまでが長く長く感じて、一学期は永遠に続くのではあるまいかと、重いランドセルを肩にくい込ませながら通学したのを覚えています。

最近は、本当に夏が来るまでが早くて、ともすれば、気が付いたら夏が終わっている!!なんていうこともざらになってきました。過ごしてきた人生が、それこそ四季を凝縮したように感じられるのが、年を取ることなのだと、実感しています。

hr

けれどその中でも夢中で走ってきたこの一年は、きっと忘れることはありません。

何もかも初めてのことで、毎日毎日を乗り越えることだけで精一杯だった気がします。

家族や患者様を含め、周りにどれだけ助けていただいてここまで来たのかを改めて考えながら、一年を振り返り、これから幾度となく繰り返されるであろう、何年目、の節目が毎年よりよくなるための反省と努力のときになりますよう、初心を忘れないで、頑張っていきます。

私に出来ることは、ただひたすらに頑張ることだけでしかありません。 知識を深め、技術を高め、今の自分にあぐらをかくことなく、邁進すること。

そして何よりも、飼い主様と、動物たちの心に寄り添った治療ができることを最も大切な目標に考えています。

hr

病院にいらっしゃるとき、誰でも悩みがあるものです。 それが病気とは直接関係ないことだったとしても、どこかで健康にかかわっていることもありますので、どうぞ遠慮なくご相談ください。

どうかこれからも、ジャンボどうぶつ病院を、よろしくお願いいたします。
そして変わらない気持ちで、いつも、お待ちしています。

2014-09-30

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